2011年03月29日

津波てんでんこ

校庭で点呼を取っているうちに
津波に飲みこまれた学校のニュースを
見ていて、ふと30年位前に
祖母に

津波の時には
「津波てんでん、だぁ〜」
と言われていた言葉を思い出しました。

「津波てんでん」とは
「自分だけで逃げなさい。
てんでバラバラに逃げなさい。
親子と言えど人に頼らず
バラバラに逃げれば
誰かは生き延びれるから
一家全滅、共倒れは免れる」

という意味で教わりました。

今、この記事を書くにあたって
"津波てんでん"で検索をかけたら

津波てんでんこ とは
もともとは自分だけでも高台に逃げろという考え方を示すが、
現在の三陸地方では自分の命は自分の責任で守れという教訓
として使われている。

と、なっていました。
津波てんでんこ、が正しいようです。

時代に合わせてか受ける印象はだいぶソフトになっていますね。



東日本大震災で1200人を超す死者と行方不明者を出した
岩手県釜石市では、3千人近い小中学生のほとんどが無事に避難した。
背景には、古くから津波に苦しめられてきた三陸地方の
言い伝え「津波てんでんこ」
(自分の責任で早く高台に逃げろの意味)
に基づいた防災教育がある。
想定外の大津波が押し寄せる中、
防災の教えが子供たちの命を救った。

という記事も見つけました。
これを見ても震災の教訓、
過去の教えを知っている、知らない、
守るか、守らないかが
大きく明暗を分けています。

30年前には津波てんでん
という言葉を聞いてもピンときませんでしたが
昔の人の言うことは聞くものだ、とか
年寄りの知恵とかは経験則なのだから
聞いておくものだと改めて思いました。
まさか30年スパンでわかる言葉があるとは思いもよりませんでした。


あと、他にも祖母には
雪崩に巻き込まれたら泳げ、
目印の木にむかって泳げ、
どうしても埋まってしまう時は
顔を両手で覆って息が出来るようにしろ、
というのも教わってます。

防災用品をそろえるのも大切だけど
こういう知識、心構えを改まって
自分の子供に教えていることって
なかったな、と反省してます。

祖母は偉かった、と今になって思いますね。
posted by ESE 青森からこんにちは at 13:44| 青森 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月28日

はんかくさい

昨日の記事の説明です。
IMG_1654.JPG
はんかくさい喫茶 ぽん 


"はんかくさい"を調べると

はんか‐くさ・い 【半可臭い】
[形][文]はんかくさ・し[ク]おろかである。ばからしい。「―・い理屈」
(出典 小学館)

という説明が出てきます。

でもこういう「愚か者」とか「馬鹿者」って一言で斬って捨てるような
のとはちょっとニュアンスが違います。

頭ごなしに罵倒されている訳ではありません。
「くさい」で言いきっていない所がミソですね。

親が子供を叱る際に「お馬鹿さんね」と
言っているような親しい人間にしか
使わない言葉です。

親しくない間柄では使うことはありません。
喧嘩を売っているのかと思われてしまいます。

昨日の喫茶店は自虐的に"はんかくさい"という言葉を使って

ふつつかものですが、とか不調方者ですが、

などの意味で使っていると思われます。

ネタがない時に書こうと思っていましたが
意味がわからないというコメントが
ありましたので急ぎました。



IMG_1664.JPG
posted by ESE 青森からこんにちは at 10:43| 青森 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月23日

違い

今日は葬式に行かなければならないので
忙しいので小ネタで・・・。

昨日の記事で「叔父さん」、「伯母さん」という
言葉を使っていますが、

「叔父さん」と「伯父さん」、
「叔母さん」と「伯母さん」、
の使い分け、わかりますか?

正解は
「伯父さん」と「伯母さん」=父母の兄、姉の場合
「叔父さん」と「叔母さん」=父母の弟、妹の場合
なんです。知ってましたか?

ちなみに他人の
近所のオジさん、とか、オバさんって言う
場合は小父さん、小母さんなんですが、
志村けんの
「変なおじさん」はひらがなで。(笑)
posted by ESE 青森からこんにちは at 10:50| Comment(4) | TrackBack(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月13日

かまどけし

「竈けぇし」って言葉をご存じでしょうか?
今日は、この言葉が通じなかった人がいたので
レクチャーです。

「かまど」は現在では使われていないとはいえ、
皆様、何のことかはご存じですよね。

「かまど」は火を囲うもので、
今日でもキャンプなどの調理などで使われていますよね。

昔、・・・と、いってもガスコンロが普及するくらいの前、
(相当、最近の意味での昔ですよね・・・)
「かまど」っていうのは
家の生活の拠点でした。
(明かりもそうですし、暖をとるのもそう、それによって
調理をしているので食事の支度の源ですよね。
昔の家の中心は土間でした。)
それはその家にとって最も重要な部分であるとともに
基幹部分でもあります。
つまり、「かまど」がその家にとっての最初にして、最後の財産なのです。

「家」とは家屋を意味する場合と家庭を意味する場合がありますが、
「家屋」を基軸とした場合には最重要っていうと「大黒柱」ですが、
「家庭」を意味した場合には「かまど」が最重要部分になるのです。

もっとも家の主のことも大黒柱というのでかまどけしの意味を知らない
人も出てくる訳ですが・・・・。

それを踏まえて、「かまど消す」は
かまどの火を消した状態、つまり、
その家に住めなくなった=かまどの火を消す、という意味です。

簡単にいえば借金で首がまわらなくなって自己破産してかまど消した、
とか、車で人をはねてしまって、賠償の為に丸々財産を使いきって
しまった上に借金まで作ってしまい、そこの土地に住めなくなって
夜逃げした、とかの場合に使われる言葉なのです。

昔は私の家のそばにも「交通事故、おこせば、かまどけし」という
看板があったのですが、今はありません。

噂によれば今でも秋田の国道沿いには
「ドンと一発かまどきゃし」という
標語がついた看板があるそうですが、
残念ながら私は見たことがありません。

まぁ、何にせよ、家から煙が外に流れていない状態ってのは
生活感がまるで無いことは想像に難くないですよね。
「かまど消し」は
(かまどをひっくり返すって意味で「かまどけぇし」、
という人もいる)
破産って意味なのは理解していただけましたか?

今の時代は交通事故に限らず、何で
訴えられて賠償責任を問われて
「竈を消す」か、わからない時代ですよね。
昔よりかえって「自己破産者」が増えてる現代、
自分がその立場にならないようにしたいものです。

そう考えれば、スピード違反で捕まって
罰金払っているほうが、
人をはねる前に捕まってよかったじゃないか、とさえ
思えてきます。   ハハハh・・、(乾いた(笑))
posted by ESE 青森からこんにちは at 22:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月24日

今日、雪が降るって天気予報で・・・

(タイトルから続けてそのまま読んでね)
言っていたのは聞いていました。
それはてっきり「彼岸じゃらく」が
降るのだと思っていました。

誰ですか?

何語ですか?って聞いているのは?
コレはれっきとした日本語です。

「じゃらく」とは川を流れる氷雪のことを意味し
「彼岸じゃらく」とはもうすぐ春だなって思っている
彼岸のあたり(まぁ3月中旬ですわな)に、
突然“みぞれ”かって思うような水分をとてつもなく含んだ
異様に重たい濡れ雪が、ほぼ、毎年、降ります。
これを「彼岸じゃらく」と言います。
これがまた、本当に重たいので木の枝が折れたり、
電線が切れることなどもあり、被害が甚大になることも
多々あるので彼岸の季節が過ぎるまで、この地方の人は
スタッドレスタイヤをまだ夏タイヤには替えていません。

でも私は彼岸を過ぎたらもういいだろう、と思って25日に
タイヤ交換の予約を入れていたのに、雪が降ったせいでキャンセル
してしまいました。彼岸じゃらくならすぐ溶けるからまだよかったんですが。

あっ、ちなみに、普段は自分でタイヤは変えてるんですが、
今回はたまたま、新車を一ヶ月前に買っていたので
一ヶ月点検に夏タイヤ持ってくれば
無料で4本ともタイヤ交換できますよ、と言われて
いたから。じゃあ、ついでにやってもらうか、
彼岸過ぎたら雪も降らないか、
と思って一ヶ月前から予約を
入れておいたのに
今日降っている雪は
ごくごく
普通に冬に降る雪とまったく変わり無し。

暖冬だとか言ってるくせに
俺の予定には全然合わせてくれないな(~_~;)




posted by ESE 青森からこんにちは at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年03月06日

べこまなぐ

この前、友人達と飲んだ時、
したたかに酔ってしまい、
あまり気にとめていなかったのですが、
今日、その時のことをフト思いだしました。

「眠(ねみ)いのが? べこまなぐ になって れ」

と言われました。

???

どこの言葉ですか?
言ってる言葉は理解できますが、
意味がわかりません。
たぶん津軽方面の言葉でしょう。
「べこ」とは「牛」のこと。
「まなぐ」とは「眼(まなこ)」のこと。
つまり、私が下をうつむいたまま、
動くのが億劫で、目だけそちらを見たので
目つきが悪くなっていたようです。

下から上を見上げている牛の目に似ているから
べこまなぐ、ということらしいです。
それってたぶん、「三白眼(さんぱくがん)」の
ことを言っているのだと思うのですが。

三白眼は人相学では最悪の相「凶相」ですので
まぁ、見ていて気持ちのいい表情ではありませんね。

ハイ、「べこまなぐ」やらないように気をつけます。



posted by ESE 青森からこんにちは at 19:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年01月10日

ささいな事ですが、気になること

今日は私のブログのタイトルについて。

結構皆様、コメント下さるようになって
くれて本当に有難いです。
正直(マジ)励みになっています。

これからもよろしくお願いいたします。

所で、中には
“青森からこんにちわ”さん、
という“は”と“わ”の違い、
“こんにちは”を“こんにちわ”
と表記なされる方がいます。

こんにちは、とか、こんばんは、という
挨拶は実は、省略形の文章です。

今日は暑いですね、とかの場合のきょうは、を
こんにちは、と置き換えて読んで見てください。
今晩は月が綺麗ですね、をこんばんは、と
置き換えて見てください。

続きの文章があれば“わ”ではなく“は”を
使う表記が正しいことがわかります。

まぁ、私はコメントを貰えればそれ
だけでで嬉しいのですが・・・(笑)

ああ、ついでに・・・と思ったけど

本当につでなので続きをかいちゃいます。


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posted by ESE 青森からこんにちは at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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